ゴルフ歴6年、ハンディキャップ13、平均スコアは88の腕前のはーしーさん。
仕事がらみが多いとのことですが、 年間ラウンド数は50と週1ペースでラウンドしているのは
うらやましい限りです。
とはいえ、お悩みはいろいろあるようで
問診票では「トップ、ダフリが多い」「ショットが安定しない」の項目に〇印。
また、弾道もドライバーは低い弾道で右に行きやすく、アイアンは左に行きやすいとのこと。
もっとショットを安定させれば、さらなるスコアアップも期待できそうです。
はーしーさんのクラブデータを計測しました。
すると、純正シャフトが装着されたドライバーは振動数237cpm・重量295グラムという数値。
握力測定では右48.3キロ、左50.7キロでしたので、
パワーに対して、ドライバーはややアンダースペックのようです。
さらに、マイドライバーでショットのデータを取ると、
ヘッドスピードは平均45メートル/秒ほど出ていますが
ボール初速が遅く、ミート率が悪いことがわかります。
打ち出し角度も8.2~20度と、バラつきが目立ち、
バックスピン量も3541rpmとかなり多くなっています。
クラブの入り方を見ると、フェースのヒール側に当たることが多く、軌道もアッパー気味。
フェースが開いて当たるので、右へのミスが多くなっています。
もう少ししっかり目のシャフトで、全体の重さもあったほうが他のクラブとのバランスも良くなり、
ショットの安定に結びつきます。
「ドライバーのシャフトが柔らか過ぎるので、ヘッドが振り遅れてきて、フェースが開いて当たってしまい、右に行きやすいのです。 また、握力の合計から考えると、クラブの総重量は310~320グラムくらいがベストなので、シャフトは60グラム台のSがちょうどいいと思います」
と、フィッターの橋添。
手元が柔らかく動くATTAS 11(6S)を試してみると、
ボール初速が上がり、打ち出し角度も適正になり、飛距離が伸びました。
「今まで弾道が低く右に行きやすかったのですが、シャフトの特性で球も上がりやすくなるんです」 と橋添。
高弾道で飛ばしたいはーしーさんには 最適なシャフトです。
また、パターを除く13本トータルでフィッティングできるのも、
シャフトラボのフィッティングの魅力。
ユーティリティとアイアンのシャフトを試したはーしーさんは驚きの表情を見せました。
ユーティリティはATTAS MB HY (85S)、アイアンはATTASアイアン(100SX)を試したのですが
「振り抜きやすくて、芯に当たったときの感触がメチャクチャいいですね! シャフトによって、こんなにフィーリングが違うなんて、驚きです」
と笑顔!
実ははーしーさん、ギア大好きなのに、フィッティング経験は初めてとのこと。
「ずっと自分で試行錯誤していたのですが、握力やスイングの傾向から自分に合うものを見つけてもらえるのは、ありがたいし、いろいろ試せるのは本当に楽しいですね」
と話してくれました。
さらに
「自分の使っているクラブのデータを知ることができたのも良かったです。
今まで、調子が悪い原因がわからないことも多かったんですが、自分の悪い部分を可視化できる。
どこを直せば良いか、数字で見られたのも良かったです。
ドライバーとハイブリッドはリシャフトしたいなあ」
と コメントしてくれました。
「ラウンドではいろいろなクラブを使うので、全体のバランスを整えることはとても大切です。 はっしーさんは、ドライバーが軽くて柔らか過ぎることから、ショットのリズムが乱れてしまうこともあるようなので、自分が得意と感じるクラブを中心に、前後のクラブのスペックを整えるといいと思いますよ」
と 橋添。
すべてのクラブのショットが整えば、すぐにスコアアップに結びつきます。
はーしーさんの平均スコアも、もっと縮まりそうですね。